2025年1月6日 知事記者会見
1 「慣習や成功体験にとらわれず前進」「水素など世界基準の目線で」/令和7年の年頭に当たって
知事は1月6日、年頭の記者会見を開き、県の施策を進めていくうえでの抱負、決意を述べた。
○ 山梨県を取り巻く状況は、異常気象や紛争、貿易戦争などの世界的な問題や、国内の人口減少、自然災害、2025年問題など多くの課題に直面し、予断を許さない。しかし、県民の皆様が豊かさを実感できるよう、県が先頭に立ってあらゆるチャレンジをしていかなくてはならない。
○ 安心して豊かさ・幸せを追求できる社会へ進化させる「ふるさと強靱化」を土台とし、あらゆる可能性を取り込み、新たな価値が創出されるようにするため、全ての人に対して開かれた「開の国」を目指していく。そして、あらゆる局面で多くの人たちの知見などをうかがい、「集合知」を活用することを基本に施策を展開していく。
○ 少人数教育や人口減少対策、水素技術など全国初の取り組みを進めているが、国内市場の縮小や国際情勢の変化を考慮し、国内だけでなく世界を視野に入れる必要がある。全国初で満足するという段階はすでに終わった。令和7年からは目線を「世界基準」に上げることを強く意識していく。
○ 県民生活の現実を直視することは、県が施策を進める上での大前提中の大前提だ。物価高騰、人口減少、2025年問題など、県民の皆様が直面する課題に、現状をしっかりと把握した上で、県民生活に寄り添っていく姿勢を徹底していく。
○ 今年の干支「乙巳」は、蛇の脱皮と草木の成長に例えられ、進化と変革、挑戦を意味している。今年は2期目の折り返しだが、慣習や成功体験にとらわれず、時代状況に虚心坦懐に向き合い、山梨県の進化と飛躍を目指して、具体的な成果を求め施策を推進していく。
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⇒山梨県公式ホームページの会見録
※会見の翌日以降にアップロードされます。