山梨県庁が運営する情報サイト「やまなし in depth」では、山梨県の共生社会の推進に関する情報をどこよりも深く、正確に、詳しく、お届けします。新聞やニュースだけでは伝えきれないような共生社会の推進に関する施策や事業を行う背景、県職員の想いなどを記事を通して県民の皆さまや事業者さまへお伝えします。

「男女共同参画の拠点施設」存続へ 決断の現場を見守ったベテラン女性職員

山梨県庁には「男女共同参画・女性活躍推進監」というポストがある。いまその席に座るのは、男女雇用機会均等法が施行される2年前に山梨県庁に入庁した井上泰子さんだ。「お茶汲みは女性の仕事」という古い慣習があった時代から38年間県庁で働き続け、女性の視点で男女共同参画の理想の未来像を探っている。