2024年4月10日 定例記者会見

① 県民の直接推薦もOK! 外国人にも門戸を開く

  ―山梨県民地域貢献者表彰を拡充へ

 知事は4月10日の会見で、令和6年度から「山梨県民地域貢献者表彰」制度を拡充することを発表した。

 表彰制度は一般的に、ひとつの職での貢献度が評価の対象になっているのに対し、山梨県民地域貢献者表彰は複数分野にわたった貢献も評価の対象にしている。「一つひとつの役職歴では表彰の対象にならない方々に光を当てて地域振興につなげていく」(知事)のが狙いで、令和2年に創設された。

 従来は市町村長の推薦をもとに表彰者を選考していたが、今回の拡充で県民からの推薦も受け付ける「県民推薦」制度を新設したほか、市町村をまたがって活躍した方や県外での地域貢献についても評価の対象にすることにした。また、「開の国」の理念のもと、外国人の方も対象に加えた。

 知事は「制度拡充により、地域に密着し、県民の模範として活躍してきた皆様に、さらなる光が当たるものと考えております」と述べた。

 

② すべての子どもが夢に向かって挑戦できる!

  ―ヤングケアラー支援ガイドラインを改定

 知事は会見で「山梨県ヤングケアラー支援ガイドライン」を改定したことを明らかにした。

 山梨県は令和3年12月、全国に先駆けて「支援ガイドライン」をまとめ、「すべての子どもが夢に向かって挑戦できる やまなし~ 気づいてつながろう 山梨コネクトヤングケアラー」をキャッチフレーズに、様々な取り組みを進めてきた。

 このたび、ヤングケアラーを支援する人たちの御意見などを踏まえ、支援の流れをわかりやすく整理した「ヤングケアラー応援プラン」の書式例を新たに掲載するなどの改正を行った。

 知事は、「今回の改正で、ヤングケアラーやその家族の方々に対する支援の円滑化を図って参りたい」と述べた。

全文をご覧になりたい場合には、こちらからどうぞ
山梨県公式ホームページの会見録      
※会見の翌日以降にアップロードされます。 

関連記事一覧