2023年2月9日 定例記者会見
① 新型コロナウイルス対策 病床確保フェーズを引き下げ
知事は定例の記者会見で、病床確保フェーズを現在の「4」から「3」に引き下げ、確保病床数を275床とすることを報告した。
新型コロナの病床使用率は20%台前半、1週間の新規感染者数は前週比989人の減となっていることや、全国的に減少傾向にあること、現時点で新たな変異株の影響による感染者増加が見られないとの専門家会議の意見から判断した。
知事は、病床確保フェーズの引き下げにより一般診療への影響を緩和し、医療全体の充実につなげるとしている。
② R4年度臨時歯科健診事業の検証 歯科健診受診者はコロナ感染率が低いことが判明
知事は会見で、昨年実施した臨時の歯科健診事業を検証した結果、歯科検診を受診している人は新型コロナの感染率が低いことが確認できたと報告した。
一般的に、適切な口腔内の衛生管理はウイルス性の感染症予防に効果があるとされていることから、昨年4月から6月にかけて臨時的に歯科健診事業を実施し、1万273人が受診した。この事業について検証したところ、受診者の第7波での感染率は5.2%で、県民全体の感染率7.5%より低い状況であった。令和2年度にも同様の健診を行ったが、2回とも受診した人の感染率はさらに低い4.5%であった。
知事は「新型コロナでも、口腔管理が感染リスクの低減に一定の効果があったと考えられる。今後も県歯科医師会と連携し、歯科保健対策を推進していく」と語った。
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⇒山梨県公式ホームページの会見録
※会見の翌日以降にアップロードされます。