2024年8月29日 臨時記者会見
1 JR中央線の定時性の確保要請へ/利便性と信頼性の高い路線を目指す
知事は8月29日の臨時記者会見で、30日開催の「中央東線高速化促進広域期成同盟会」の総会で、JR東日本に対する定時性確保を要望することを明らかにした。
今年6月以降、JR中央線が遅延することが多く、7月17日からの1ヶ月間では東京~松本間で30分以上の遅延が頻発した。通勤・通学だけでなく観光やビジネスにも影響が大きいため、JR東日本に対し、転落防止のホームドアの設置などを要請する。県でも、鳥獣との衝突が遅延の要因となるケースがあることから早急に対策を講じていく。
知事は「中央線の高速化に加え、定時性確保も強化し、利便性と信頼性の高い路線となるように取り組んでいく」と述べた。
2 子育て世帯応援のため臨時交付金創設へ/市町村の子育て世帯を対象とする物価高騰対策を支援
知事は、物価高騰対策・子育て世帯応援臨時交付金(仮称)創設の補正予算を予定していることを発表した。
市町村が子育て世帯を対象に物価高騰対策を展開するため、県独自の支援事業を行う。市町村からの強い要望を踏まえ、幅広い事業に充てることができる臨時交付金を創設し、9月補正予算に計上する。
知事は、市町村の速やかな財政措置を要請し、「市町村と連携し、希望と期待ある生活を阻害する要因を取り除き、県民生活の強靱化を実現していく」と述べた。
3 本県出身のメダリストへ県民栄誉賞/パリオリンピックでの偉業を讃える
知事は、本県出身のメダリストである文田健一郎選手(レスリング)、舟久保遥香選手(柔道)、平野美宇選手(卓球)の3名に県民栄誉賞を授与すると発表した。
パリ五輪での活躍は山梨県全体の誇りであって、県民栄誉賞に相応しい偉業であると判断したという。
知事は、今回のオリンピックで県民に感動を与えてくれた本県出身の選手の皆様に改めて敬意を表するとともに、立派な成績をおさめた3名の選手に対して、「いずれの選手も、努力、情熱、不屈の精神で、私たち県民に大きな感動と勇気を与えてくれた」と述べた。
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※会見の翌日以降にアップロードされます。