2023年3月23日 定例記者会見

① 令和5年度の組織体制と人員配置 

 長崎知事は23日、記者会見を開き令和5年度の新たな組織体制と人員配置を発表した。

 知事は新たな組織体制と人員配置の基本的な考え方について、「新型コロナウイルス感染症への着実な対応と、豊かさ共創社会やまなしの実現に向けた県政推進に対応するための組織と人事」と語った。

■組織改正と職の設置

▽知事政策局の機能強化

 ・「富士山登山鉄道推進グループ」を設置し、富士山登山鉄道の検討や富士五湖自然首都圏の創出に取り組む

 ・「リニア未来創造・推進グループ」と「二拠点居住推進グループ」をリニア未来創造局から移管

▽男女共同参画・共生社会推進統括官の機能強化

 ・「外国人活躍推進グループ」の業務を知事政策局から移管し、外国人が活躍できる社会づくりを推進

▽産業労働部の機能強化

 ・「スタートアップ・経営支援課」を設置し、起業数の増加と早期成長を支援

 ・「労政人材育成課」を設置し、働き手の人材育成と企業の発展、賃金の向上という好循環を創出するキャリアアップ・ユニバーシティ構想を推進

▽観光文化・スポーツ部の設置

 ・観光・文化とスポーツを一元的に施策推進し、スポーツで稼げる地域づくりを進めるため、観光文化部とスポーツ振興局を統合

■人事配置の主な特徴

▽ふるさと強靱化と開の国づくりに向けた新体制構築

・公営企業管理者や感染症対策統轄官に、経験豊富でリーダーシップと調整能力に優れた人材を登用。知事政策補佐官は重責を引き続き担い、地域ブランド・DX統括官には幅広い分野の業務経験者を登用

・部局長は、業務の継続性・経験を重視し、14名中4名が留任

・新任7名のうち3名は該当部局の理事・次長経験者から登用

▽女性職員の積極的登用と職域拡大

・部局長級や部局次長級などの重要ポストに女性職員を配置

・管理職の女性職員割合は14.3%と、今年度より1.2%増加

・政策形成分野や各部局間の調整を担う部署にも中堅・若手の女性職員を積極的に配置

▽現場主義の一層の徹底

・本庁と出先機関の交流配置や国・民間企業への派遣・人事交流等を実施

② 山梨大学島田眞路学長を県政特別功績者として表彰 感染症対策への貢献を顕彰

 長崎知事は会見で、山梨大学の島田眞路学長を県政特別功績者として表彰することを発表した。長年にわたる医療や高等教育の発展への功績に加えて、コロナ危機における本県の感染症対策の要としての貢献に対して、その功績を顕彰するもの。島田学長は年度末で退任予定であり、表彰式は3月27日に行われる。

全文をご覧になりたい場合には、こちらからどうぞ
山梨県公式ホームページの会見録      
※会見の翌日以降にアップロードされます。 

関連記事一覧