2023年2月17日 定例記者会見

① 新たな任期の初日に当たって 県民利益の最大化に向けた新たなチャレンジ

 知事は新た任期の初日に当たる17日の会見で、新たな任期に向けた所感を語った。

 これからの山梨県政については「さまざまな考え、個性、能力を持った多様性あふれる県民の連帯の結節点」、「県内外の衆知を結集・融合させて新たな価値を生み出すイノベーションの拠点」、「県民、事業者、市町村に方向性を示し、関係者の活力を合流させる豊かさ創出の羅針盤」に向けて更なる進化を目指すとした。

 また、自身の政治姿勢については、「政治は地域に住む皆さんのものという県民ファースト」、「県民利益の最大化が妨げられる場合には毅然として立ち向かう」、「あらゆる関係者の参画を受け、異なる意見も受け止め施策を磨き上げる」ことで、県民の利益を実現したいと語った。

 また、任期の切れ目を前進のブレーキにしないため、6月議会を待たずにやるべき事を最大限前倒しで進め、スタートダッシュを図りたいとした。

 併せて情報発信を一層強化し、県民との双方向のコミュニケーションを重視することで、よりよい県政を作り上げるとした。

② 新型コロナウイルス感染症対策 ~病症確保フェーズと感染レベルの引き下げから

 知事は会見で、病床確保フェーズを現在の「3」から「2」に引き下げ、確保病床数を196床とすることを報告した。

 新型コロナの病床使用率は10%台前半、1週間の新規感染者数は前週比596人の減となっており、減少傾向が続いていることや、インフルエンザの流行状況が落ち着いていることを踏まえ、専門家会議の意見なども参考に判断したもの。 併せて、感染レベル分類も、現在の「レベル2」から「レベル1の感染小康期」に引き下げることも公表した。知事は「年明けには病床使用率が50%を超え、レベル3が見えた時期もあったが、県民の皆様や医療関係者、施設関係者の尽力で回避できたことに心から感謝する。引き続き基本的な感染防止対策やワクチン接種への理解と協力をお願いしたい」と語った。

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山梨県公式ホームページの会見録      
※会見の翌日以降にアップロードされます。 

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