
2025年4月17日 知事記者会見

1 ケアラー支援推進本部会議を開催/介護離職ゼロ社会を目指して
知事は4月17日の記者会見で、令和7年度「第1回ケアラー支援推進本部会議」を開催し、実態調査を踏まえた施策検討の指示をしたことを明らかにした。
団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、介護需要の急増が懸念されることから、県はケアラー支援を最重要施策と位置付け、実態調査を実施した。
その結果、18歳以上の県民の約4人に1人が家族のケアを担い、約半数が身体的・精神的な不調を抱えていることが明らかとなった。
このため、ケアラーの負担軽減を目指し、実態調査を踏まえた具体的な対策を速やかに確立するよう指示した。
知事は、「県民だれもがケアラーとなり得る。その前提に立ってできることは即対応し、必要な施策は躊躇なく進めていく」と述べた。
2 富士山吉田ルートの通行予約が4月24日に開始/予約システムもバージョンアップ
知事は、今年の富士山の開山に向け、富士山吉田ルートの通行予約を4月24日13時から開始すると発表した。
通行料金は4千円で、五合目ゲートの通行可能時間は午前3時から午後2時まで。通行予約は、富士登山オフィシャルサイト内にある通行予約システムを通じて行うことができる。
また、利用者の意見を踏まえ、予約システムはバージョンアップされる。主な変更点は以下のとおり。
・安全に登山するための装備確認や遵守事項を誓約する機能の追加
・英語、中国語に加えて韓国語とベトナム語にも新たに対応
・予約日の変更に対応
知事は、「当日、ゲート前での混乱を回避するため、事前の通行予約システムの利用を強くお願いする」と述べた。
※富士登山オフィシャルサイトは以下からアクセスできます。
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⇒山梨県公式ホームページの会見録
※会見の翌日以降にアップロードされます。