2022年11月1日 定例記者会見
① 新型コロナウイルス感染症 ―感染対策の徹底を呼びかけ
知事は1日の記者会見で、直近1週間の新規感染者数が前週より579人の増加となっていることを報告した。そのうち8割以上が発生届対象外の人で、中でも20代が半数以上であることから、他の世代よりワクチン接種率が低いことが影響していることが考えられるという見解を示した。一方、60代以上の感染者が少ないことから病床使用率12.1%には大きな上昇はなく、医療提供体制には余力があると述べた。
また、近隣都県で「BQ.1」や「XBB」などの新たな変異株が確認されていることなどを受け、警戒感を持って臨む必要があるとし、暖房使用で換気がおろそかになりがちな時期だが定期的な換気を徹底することや、ワクチン接種が進んでいない若年層を中心に早期のワクチン接種を検討するよう呼びかけた。
② 県政功績者表彰 ―県の発展に貢献いただいた方を表彰
知事は会見で、今年度の県政功績者として51人を表彰することを公表した。内訳は特別感謝状1名、県政功績者50名となっている。特別感謝状を贈られるアラン・デュカス氏はフランス料理人で、県産日本酒や食材を使用して高付加価値化や国際的な認知度向上に貢献した。表彰式は11月20日に行われる。
③ プレミアム食事券キャンペーン第2弾 ―11月10日スタート
知事は会見で、プレミアム食事券キャンペーンの第2弾を11月10日からスタートすることを明らかにした。利用期限は1月末までで、30万セット、30億円分を販売し、年末年始の会食や忘年会での飲食店の利用を後押しする。これまで同様、8千円で1万円分の食事券を購入でき、千円分のタクシー等利用券もセットされる。知事は「先日、グリーン・ゾーン認証の基準を弾力的に運用することとし、医療提供体制に余力があるレベル1ではパーティションの撤去や大皿料理の提供もOKとしたので、ご家族との会食や忘年会、新年会を楽しんでほしい」と語った。
④ 鹿児島県とのコラボおせち料理 ―両県の魅力あふれる食材が満載
知事は会見で、県産食材の魅力PRのため、鹿児島県とコラボしたおせち料理を企画したことを公表した。一昨年の静岡、昨年の鳥取に続く第3弾となる今回は、2種類のおせち料理が山梨県内で販売される。ブラチェリーア・ロトンドが創作した「至高のお重」は本県の甲州ワインビーフや蜂蜜などと、鹿児島の黒豚や車エビなどを使用。アマノパークスの「至極の逸品」では、本県の富士の介や大塚にんじんと、鹿児島の黒牛やブリが用いられる。いずれも数量限定で予約販売。鹿児島でも老舗の弁当店が本県の食材を用いたおせち料理を販売する。
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⇒山梨県公式ホームページの会見録
※会見の翌日以降にアップロードされます。