2024年11月19日 知事臨時記者会見
1 水素製造機の機器トップメーカーが県内に新工場/カナデビアが都留市へ
知事は11月19日の臨時記者会見で、カナデビア株式会社が山梨県都留市に新工場を建設することを報告した。この工場では、県が誇るP2Gシステムの重要機器で、水を電気分解して水素をつくる際の固体高分子(PEM)型機器(水電解スタック)を量産する。同社は国内トップクラスのメーカーで、経済産業省の「GXサプライチェーン構築支援事業」にも採択されている。
新工場は、山梨県の水素社会をリードするフラッグシップとなり、研究環境の充実と量産化により技術力向上と産業の裾野の拡大が期待されるという。今回の新工場建設は、水素に関する「実証」と「実装」の好循環が構築される大事な節目となる。
県では、今後グリーン水素製造の需要増加や、量産化による価格低減の効果が期待され、P2Gシステムの普及拡大が進んでいくことを見込む。知事は「2028年度末の操業開始に向け、地元と連携して全面的に支援していきたい。」と述べた。
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⇒山梨県公式ホームページの会見録
※会見の翌日以降にアップロードされます。