2023年1月13日 臨時記者会見

 知事は臨時の記者会見を開き、高齢者らを対象に、インフルエンザワクチン接種の自己負担額を全額負担することを発表した。

 対象は、65歳以上の方、または、60歳から64歳で心臓、腎臓、呼吸器の機能障害がある方など市町村が定期接種の対象としている方。接種対象期間は1月16日から2月28日までで、県内の医療機関での予防接種が対象となる。

 11日の臨時会見に同席した医療関係者から、通常医療を含めた医療提供体制全体を守るためにはインフルエンザのワクチン接種が有効だという意見が出たため、緊急に決めた。

 この助成制度は接種の際に医療機関でお金を払う必要がないことが特徴で、知事は「使い勝手のよい制度なので、ぜひ積極的に活用しインフルエンザから身を守る盾を手に入れてほしい」としている。

  併せて会見で知事は、新型コロナウイルス感染症については12日時点の病床使用率が50.5%、新規感染者数は1365人と高い水準にあるため、「最大限の警戒感が必要」という認識を示した。また、インフルエンザの流行状況は前週の1医療機関あたり2.27人から3.27人に増加していることから、「必要とする人に必要な医療を提供する」という原則を堅持するため、全力を尽くすと語った。

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山梨県公式ホームページの会見録      
※会見の翌日以降にアップロードされます。 

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