健康・安全と共生社会のカテゴリーでは、山梨県の医療情報や暮らしの安全に関わる事業についての記事をお届けします。いつか噴火すると言われている「富士山」噴火時の避難や対応、医療現場の感染症対策において最前線で戦う「スーパー看護師」、ネットで大炎上した「外国人労働者家族向け医療傷害保険制度」の導入背景などについて詳しくご紹介します。

部活を止めるな! 「部活中マスク着用」を要請した県職員の思い

山梨県の長崎幸太郎知事が4月5日の記者会見で、部活中の生徒・学生にマスクを着けるよう要請した。これに対し、市民団体から「運動時はマスクを外すべきだ」という請願が県教育委員会に提出されたほか、メディアでは「教育現場では困惑が広がっている」とも報じられた。県はなぜ、部活中のマスク着用を呼びかけたのか。

「男女共同参画の拠点施設」存続へ 決断の現場を見守ったベテラン女性職員

山梨県庁には「男女共同参画・女性活躍推進監」というポストがある。いまその席に座るのは、男女雇用機会均等法が施行される2年前に山梨県庁に入庁した井上泰子さんだ。「お茶汲みは女性の仕事」という古い慣習があった時代から38年間県庁で働き続け、女性の視点で男女共同参画の理想の未来像を探っている。