2024年3月22日 定例記者会見
① 令和6年度の組織体制と人員配置
長崎知事は22日、記者会見を開き令和6年度の新たな組織体制と人員配置を発表した。
知事は新たな組織体制と人員配置の基本的な考え方について、「県民一人ひとりが豊かさを実感できるやまなし」の実現に向け、「ふるさと強靱化」と「開の国づくり」の推進に「オール県庁が一丸となって取り組むための組織と人事だ」と語った。
■組織改正と体制の強化
▽富士山の総合安全対策の推進や富士五湖自然首都圏の創出等に向けた体制強化
・富士山における総合安全対策や観光エコシステムの構築、富士五湖自然首都圏の創出に向けた取り組みを強力に推進するため、「富士山保全・観光エコシステム推進グループ」及び「富士五湖自然首都圏推進グループ」を設置
▽あらゆる新たな挑戦を支援する組織体制の構築
・幅広い分野における新たな事業の創出を支援するための司令塔として、「新事業チャレンジ推進グループ」を設置
▽多様な主体の活躍を推進する組織体制の構築
・多様な主体が積極的に社会参画を行い、活躍する社会の実現に向け、男女共同参画・共生社会推進統括官及び産業労働部を再編し、「多様性社会・人材活躍推進局」及び「産業政策部」を設置
▽リニア開業を見据えた交通政策の推進体制の強化
・リニア開業を見据えた一体的な交通政策を推進するため、「リニア・次世代交通推進グループ」を設置
▽国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の準備組織の整備
・スポーツを通じた共生社会と持続可能な大会運営の実現を目指し、スポーツ振興課に「国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会準備室」を設置
■人事配置の主な特徴
▽ふるさと強靱化と開の国づくりに向けた新体制構築
・公営企業管理者や感染症対策統轄官は留任とし、新たに「富士山保全・観光エコシステム推進統括官」を設置
・部局長は、業務の継続性・経験を重視し、16名中8名が留任
・新任5名のうち2名は該当部局の理事・次長から登用
▽女性職員の積極的登用と職域拡大
・部局長級に3人、部局次長級に5人の女性職員を登用
・福祉保健総務課長や観光文化・スポーツ総務課長等の重要ポストに女性職員を配置
・管理職の女性職員の割合は15.9%と、今年度より1.6%増加
・政策形成分野や各部局間の調整を担う部署にも中堅・若手の女性職員を積極的に配置
▽現場主義の一層の徹底
・本庁と出先機関の交流配置や国・民間企業への派遣・人事交流等を実施
② 山梨県職員MBA取得研修プログラムを創設 意欲ある若手職員のMBA取得を応援
知事は会見で、希望する若手職員が国内外のMBA(経営学修士)を取得できる研修プログラムを創設することを発表した。
意欲ある若手職員のMBA取得を応援することにより、職員のモチベーション向上、更には採用活動における優秀な若年層確保を狙っている。
研修プログラムの詳細については、今後設計していく。
全文をご覧になりたい場合には、こちらからどうぞ
⇒山梨県公式ホームページの会見録
※会見の翌日以降にアップロードされます。