2022年7月8日 臨時記者会見

● 新型コロナウイルス感染症等 ―基本的な感染対策の徹底を

 長崎幸太郎知事は8日、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が増加していることを受けて臨時の記者会見を開き、昨日の新規感染者数が前週と比較して3.6倍に急増していることや、その原因としてBA.5への置き換わりが進行していると考えられることを説明した。

 BA.5はBA.2と比べて感染力が強いだけでなく、病原性も高い可能性があるため、感染拡大と重症化リスクの両面から警戒が必要と注意を呼びかけた。

 一方で、病床使用率は50%を大きく下回る水準で推移しており、「必要な人に必要な医療を届ける体制」は確立されていることから、過度に萎縮することなく日常生活を送ることができる対策が講じられているという現状認識を示した。

その上で、感染の波が立ち上がる初期に感染拡大を押さえ込むため、次の3点を県民と事業者にお願いしたいと述べた。

 【基本的な感染防止対策】

  ▽生活の場面に応じた適切な不織布マスクの着用

  ▽手洗いや手指消毒などの徹底

  ▽冷房使用時に不十分となりがちな換気の徹底

 【グリーン・ゾーン認証施設】

  ▽外食の際には、グリーン・ゾーン認証施設を利用

  ▽認証施設は、基準に沿った対策が現場で徹底されているか、改めて確認・点検

 【ワクチン接種】

  ▽3回目の接種を済ませていない方は、早期の接種

  ▽市町村は、高齢者・障害者施設に優先的な接種を行い、4回目接種を加速

 県では、ワクチン巡回接種チームを組織し、協力医療機関の確保が難しい施設の入所者へ接種を行っていくこととしている。

 また、医療提供体制について、現在約3800人の患者受入体制を有しているが、これは第6波ピーク時の2858人の1.3倍で、BA.5が従前の1.3倍の感染力だとすると余力はないとし、今夜の専門家会議で、協力医1人あたりの患者数の増加策や、協力医を開業医だけでなく勤務医からも募ることで、ホームケアの受入能力向上を検討すると公表した。

 加えて、現在一部休止している宿泊療養施設の再稼働に備えた対応を取るほか、重点医療機関の病床の拡充の検討高齢者施設の地域医療機関との結びつきの促進など、感染拡大時の医療提供体制に万全を期していくとし、「日常を回復し、経済を順調に回し続けるため、今が極めて大事な局面。来たるべき感染の波を極力小さく抑え込むべく、県民の皆様のお力添えをお願いする」と語った。

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