
2025年6月5日 知事記者会見

1 富士トラム導入コストは「路面電車」の半額/県が調査結果を公表
知事は6月5日の記者会見で、「富士山新交通システム」に関する調査検討結果を公表した。
調査結果によると、導入が検討されている「富士トラム」の導入コストは、富士山登山鉄道の交通システムであるLRT(次世代型路面電車)の約半分に抑えられることが明らかとなった。
また調査結果は、富士スバルラインでの走行が可能であることが確認されたとしたうえで、輸送力、省人力化、来訪者コントロールといった面で他の交通システムに比べて優位性があると指摘している。
県では、富士トラムについて県民に分かりやすく伝えるためのパンフレットを作成し、説明していくこととしている。
知事は、「今後も引き続き、リニアとトラムにより本県の将来像をどのように形作っていくのか、皆さまと対話する機会を設けていく」と述べた。
2 山梨県馬術競技場がJOC強化センターに認定/国内唯一の馬術拠点
山梨県馬術競技場が、2028年ロサンゼルスオリンピックに向けた「JOC認定競技別強化センター」に認定された。馬術競技においては、国内で唯一の認定施設となる。
認定期間は、令和7年(2025年)4月1日から、令和10年度末(2029年3月頃)まで。国際競技力の向上を目的とし、今後は、全日本クラスの大会やトップ選手による強化合宿の開催が予定されている。
知事は、「今回の認定により、県内選手の競技力向上が期待されるとともに、全国から関係者や見学者が訪れることで、「馬のまち小淵沢」の中核施設として地域振興への貢献にも大いに期待している」と述べた。
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⇒山梨県公式ホームページの会見録
※会見の翌日以降にアップロードされます。