県政フカボリ!
64円の最低賃金アップだけでは解決しない、若者流出を食い止める本当の賃...
今年12月、山梨県は過去最大となる最低賃金の引き上げを実施する。それでも隣接県の水準には届かず、若者を中心とした人材流出が、地域の未来に影を落とす。そんな中、従業員の生活の質向上と人材確保を目指し、組織改革や新たな賃金戦略に取り組む企業が現れた。
今年12月、山梨県は過去最大となる最低賃金の引き上げを実施する。それでも隣接県の水準には届かず、若者を中心とした人材流出が、地域の未来に影を落とす。そんな中、従業員の生活の質向上と人材確保を目指し、組織改革や新たな賃金戦略に取り組む企業が現れた。
「努力が報われる環境。それが人口減少対策にもなっていく」それを実現するためのマジックワードが「3アップ」だ。働き手の学びが、企業の業績向上と従業員の昇給につながる。山梨県が推進する「豊かさ共創スリーアップ」の取り組みをクローズアップする。
昨年11月にスタートした「やまなし女性デジタル人材プロジェクト」。子育てや介護などで通勤が難しい女性のIT学習を助け、テレワークでも働ける可能性を広げる。さらに、eラーニングによる自宅学習と集合研修を組み合わせ、企業とのマッチングもサポートする。
言葉の壁? そんなの関係なし。いきなり、SNSのID交換が始まった。交流会場のあちこちで高校生たちの輪ができて、スマホ片手に大盛...