少人数教育
「うちの子の学級、25人以上いるんですけど!?」 少人数教育のいろんな...
山梨県庁に1本の電話が入った。「いま、山梨県は『25人学級』を推進しているんですよね?」「うちの子のクラスには30人近く児童がいるんです」山梨県はあることに気がついた。「山梨県の少人数教育」=「25人学級」という認識が広がっているのかと……。
山梨県庁に1本の電話が入った。「いま、山梨県は『25人学級』を推進しているんですよね?」「うちの子のクラスには30人近く児童がいるんです」山梨県はあることに気がついた。「山梨県の少人数教育」=「25人学級」という認識が広がっているのかと……。
25人学級には「子どもたちにきめ細かな指導ができる」と、教育現場から好意的な意見が続々と届く。しかし、本当に「いいこと尽くめ」なのだろうか?「県政フカボリ! 連載・少人数教育」の第2弾は、少人数教育の実態と課題を浮き彫りにする。
「25人学級」の対象が小学5、6年生まで順次拡充される。だが、クラスと先生を増やすにはお金がかかる。県独自の政策だから、国からのお金はあてにできない。厳しい財政事情の中で支えになったのは、何の縁もなさそうな水力発電事業だという不思議なストーリー。
虐待は子どもの人生に深い影響を及ぼすが、適切な支援があれば前向きに生きていくこともできる。そのためには高度な専門性を持つ支援者が必要だ。2024年4月、山梨県立大学大学院に全国初となる「人間福祉学研究科」が開設され、虐待対応に特化した人材育成が始まった。